PDFとFAX

PDFをFAXで送信する方法

すでにPDFで受け取った申込書や見積書は、印刷し直さなくてもFAX送信できます。送信前にページ数と見え方を整えることが、文字切れや白紙送信を防ぐ近道です。

パソコンとスマートフォンからPDFをFAX機へ送るイメージ

PDFをFAXで送るときは、送信するページだけを残し、A4縦を基準に向き・余白・文字の大きさを確認してから、PDF対応のオンラインFAXまたはPC-FAXへ渡します。FAX ONEは現在、既存PDFの直接アップロードには対応せず、撮影画像から1ページPDFを作成して送る方式です。

PDF送信前に確認する5項目

PDFは画面で読めても、FAXへ変換すると細い線や薄い色が消えることがあります。まず次の項目を確認します。

  • ページ数送るページだけが含まれているか
  • 用紙サイズA4を基準に収まっているか
  • 向き上下が逆、横倒しになっていないか
  • 余白署名や日付が紙端に寄りすぎていないか
  • 可読性薄い文字、小さい文字、写真が潰れていないか
透かし、薄いグレー、細い罫線が重要なPDFは、白黒表示または印刷プレビューでも内容が判別できるか確認しましょう。

スマホからPDFをFAX送信する方法

1

PDFを端末へ保存

メールやクラウドストレージからPDFを開き、送信するファイル名と内容を確認します。

2

必要なページだけに整理

不要な表紙や別案件のページが混ざっていないか確認します。サービスごとのページ上限も確認します。

3

PDF対応サービスで選択

送信画面でPDFを選び、送信先番号を入力します。番号は連絡先候補ではなく原本と照合します。

4

結果を確認

送信開始後は完了・失敗の表示が出るまで待ちます。受付表示だけで成功と判断しないことが大切です。

FAX ONEで送る場合は、紙原稿を撮影するか、PDFの必要ページを画面表示して紙へ出力し、撮影画像から1ページPDFを作成します。既存PDFファイルをそのまま選ぶ機能は現在ありません。

パソコンから送る場合の選択肢

パソコンでは、オンラインFAXのWeb画面へPDFをアップロードする方法、複合機のドライバーからFAXとして出力する方法、いったん紙へ印刷してFAX機で読み取る方法があります。

方法特徴確認点
Webサービス印刷せずに送れる対応形式・ページ数・保存方針
PC-FAX機能社内複合機を利用専用ドライバーと回線設定
紙へ印刷従来のFAX機で操作印刷時の縮小やかすれ

機密情報を含む場合は、サービス名だけで判断せず、ファイルの保存期間と削除方法を確認してください。

複数ページPDFから1ページだけ送る

元ファイルを上書きせず、送信対象ページだけを別名で保存するのが安全です。一般的にはPDF閲覧ソフトの「印刷」で対象ページを指定し、出力先を「PDFとして保存」にすると1ページのファイルを作れます。

  1. 原本PDFを開き、必要なページ番号を確認する
  2. 印刷画面で「現在のページ」またはページ番号を指定する
  3. プリンターではなく「PDFとして保存」を選ぶ
  4. 「送信用_書類名_日付」のように別名で保存する
  5. 保存したPDFを開き直し、1ページだけか確認する

個人情報を含むPDFを無料の分割サイトへアップロードする場合は、運営者や保存期間を確認できないサービスを避けてください。

送信直前は100%表示で確認する

スマホ画面に全体を縮小表示しただけでは、小さい注記や印影の欠けを見落とします。氏名、金額、日付、署名欄、返信先など重要部分を100%程度まで拡大し、上下左右の端まで確認します。

送信前の最終確認

正しい1ページか、文字が横倒しでないか、送信先番号が正しいか。この3点を声に出して確認すると、ファイル違いと誤送信を減らせます。

よくある質問

PDFをそのままFAXへ送れますか?

対応するオンラインFAXやPC-FAX機能なら送れます。ただしページ数、ファイル容量、暗号化の有無など対応条件はサービスごとに異なります。

パスワード付きPDFは送れますか?

変換できないことがあるため、権限を確認したうえで送信用のパスワードなしPDFを別途用意するのが確実です。

カラーPDFはカラーで届きますか?

一般的なFAXは白黒またはグレースケールへ変換されます。色の違いだけで意味を表す図表は、記号や文字も加えてください。

本記事は2026年9月3日時点の情報とFAX ONEの仕様をもとに作成しています。送信結果は相手先の受信環境や回線状況によって異なります。